パートナーから「今日、忙しい?」と聞かれたら、なんて返す? コミュ力の高い人は行間を読むのが上手い ”対人読解力”のイロハとは

恋愛関係や夫婦関係においては、常に言葉の裏に隠された「相手の願望」に注意を払うことが大切です(写真:Ran&Ran/PIXTA)
夫婦関係や恋愛関係など、おもに男女関係においては、表面的な読解だけでは足りず、言葉の裏にある”本当の気持ち”を察することが求められます。『読解力は最強の知性である』より一部抜粋・編集のうえ、言葉では表現されない感情や深層心理を読み解く方法を紹介します。
言葉の裏に隠された「非言語情報」に注意を払う
たとえば、恋愛関係や夫婦関係でパートナーが「今日、忙しい?」と尋ねたとき、その裏には「今日、一緒に過ごしたい」「今日、何か一緒にしたい」のような願望が隠れていることがあります。
そのような気持ちに気づかずに返答をしてしまうと、相手の気分を害してしまうかもしれません。
【ダメな返答例】
「なんで?」「忙しいよ」「忙しいって言ったよね?」
「なんで?」「忙しいよ」「忙しいって言ったよね?」
【良い返答例】
「少し忙しいけど、どうしたの?」
「ちょっと立て込んでるけど、何かあれば時間つくれるよ」
「少し忙しいけど、どうしたの?」
「ちょっと立て込んでるけど、何かあれば時間つくれるよ」
ダメな返答例は、相手に対する無関心や冷たさを感じさせます。
相手は「こちらの気持ちを理解してくれていない」と感じるかもしれません。
一方、良い返答例は、相手に対して関心をもち、柔軟な対応を示しています。
恋愛関係や夫婦関係においては、常に言葉の裏に隠された「相手の願望」に注意を払うことが大切です。
もちろん、前後の文脈を理解するほか、対面や電話であれば、相手の表情や声のトーン、仕草などの非言語情報にも注意を向けましょう。
女性:「今日、忙しい?」
男性:「少し忙しいけど、どうしたの?」
女性:「いや、なんでもない」
男性:「◯◯◯◯◯◯◯◯」
男性:「少し忙しいけど、どうしたの?」
女性:「いや、なんでもない」
男性:「◯◯◯◯◯◯◯◯」
あなたがもし男性なら、どう返答しますか?
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