パートナーから「今日、忙しい?」と聞かれたら、なんて返す? コミュ力の高い人は行間を読むのが上手い ”対人読解力”のイロハとは
自分が気にしていないから相手も気にしていないだろう、と考えるのは大きな間違いです。劣等感は人それぞれ異なります。
もちろん、少しの会話で相手の劣等感の有無や強弱を見抜くのは簡単ではありません。
しかし、相手の言語や非言語情報から、その傾向を察知することはできます。
たとえば、夏にビーチに行ったとき、Cさんは露出の多いビキニ姿で、少しぽっこりしたお腹を堂々とさらしています。
一方、Dさんは露出少なめの水着の上からさらにラッシュガードもつけてからだのラインが出ないようにしています。
このような場合に、「もしかしたらDさんは太っていることに劣等感を抱いているかもしれない(=体形の話題は避けたほうがよさそう)」と推測することができます。
劣等感に触れないためには、相手の言動をよく観察するほか、表情や声のトーン、態度などの非言語情報から感情を読み取ることも大事です。
話題が変わった途端に目を逸らしたり、表情が曇ったり、声のトーンが沈んだりした場合、その話題に対して敏感になっている可能性があります。
また、劣等感に関する話題は、過去の発言から推測できることもあります。
以前、特定の話題に対して消極的だったことや不快感を示したことを思い出したなら、その話題に触れることには慎重になるべきです。
劣等感を刺激しやすい話題の場合、直接的な質問を避ける意識も重要です。
初対面の相手にいきなり「お勤めの会社は?」と聞くよりも、「どんなお仕事をされているんですか?」くらいの聞き方のほうが、相手も返答しやすいはずです。
その流れの中で具体的な社名が出てきたなら、とくに勤め先に劣等感はない、と判断できますし、控えめに「メーカー系です」のような返し方をしてきたなら、わざわざ会社名を聞く必要はないでしょう。
読解力が高い人は、相手の劣等感に触れずに良好な人間関係を築けるものです。
言語・非言語を問わず、いつでも相手が発するサインに意識を向けましょう。
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