パートナーから「今日、忙しい?」と聞かれたら、なんて返す? コミュ力の高い人は行間を読むのが上手い ”対人読解力”のイロハとは

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

「OK」や「わかった」「了解」のような返答は良いとは言えません。
本当に「なんでもない」のであれば、わざわざ「今日、忙しい?」とは聞いてこないでしょう。

せめて「本当に大丈夫?」と再確認する必要があります。

もちろん、「大丈夫? 時間つくろうか?」や「大丈夫? 時間つくるから、もし良かったら会わない?」のような返しも良い返答です。

とくに男性の場合、女性の言葉を額面通りに受け取って関係性をこじらせてしまうことが少なくありません。

いわゆる「男女脳」の賢い使い方

俗に言う「男性脳」と「女性脳」の違い。この違いを理解しておくことは、少なからずパートナーの真意を読み解く手がかりとなります。

この「男性脳」と「女性脳」は、必ずしもすべての男性や女性に当てはまるわけではなく、あくまでも傾向にすぎません。

ジョン・グレイの世界的ベストセラー書籍『ベスト・パートナーになるために:男は火星から、女は金星からやってきた』(三笠書房)を参考に、そのエッセンスを共有します。

男性脳:認められたい/挫折を恐れる
女性脳:愛されたい(大切にされたい)/拒絶を恐れる

この違いを知っていれば、相手への態度や、かける言葉に工夫が生まれます。

また、相手が求めているもの(欲求や要求)を、相手の態度や言葉から読み解きやすくなります。

ちなみに、男性脳タイプには「スゴい!」「さすが!」のように評価する言葉が喜ばれ、女性脳タイプには「心強い」「いてくれて嬉しい」「助かります」のように包み込むような言葉が有効です。

男性脳:解決したがる
女性脳:共感を求める

男女間で喧嘩が起きやすい傾向のひとつに、女性が話を聞いてもらいたくて話をしている際に、男性がその内容を「それは君が悪い」のようにジャッジし、解決策を示そうとするケースがあります。

しかし、そうしたジャッジや解決策は、女性の癇に障ります。

女性脳タイプが求めているのは共感であり、「うんうん」と真剣にこちらの話を聞いてもらう姿勢だからです。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事