タオルは「拭くもの」ではなく「振るもの」だ

大阪泉州のタオル屋が応援の風景を変えた

従来のタオルの常識を打ち破るアイデアとは?(写真 :Graphs / PIXTA)

東進は、大阪府泉州のタオル屋さんです。

泉州はもともとタオル産業が盛んで、ピーク時には700社もありました。しかし、中国製品との競争が激化、今では100社程度に激減しました。このままいくと、そのうち50社ぐらいになるだろうと言われています。

そんな中、「価格競争以外のところで真っ向勝負しますよ」と話すのは、チャレンジ精神旺盛な大和谷(やまとや)進社長。東進の創業者でもある大和谷社長は、従来のタオルの常識を打ち破る発想で、機能性、ファッション性を高めたユニークなタオル作りに挑戦しています。

従来の常識を打ち破るユニークなタオル作り

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その一環として開発されたのがタオル地マフラー「たふら~tafura~」です、東レの超制電性繊維と綿の混織で、静電気防止とマイナスイオンの発生が特長です。もう十年ほど前になりますが、この「たふら」が大ブレイクしました。

肌触りがよく、汗を吸収するといった特色が浸透してきたほか、「冬ソナ」のヨン様効果も大きいと言います。「夏でもマフラー」が若者のトレンドになったのです。冷房の効いた事務所では首に「たふら」を巻いて冷えを防ぎ、外に出れば暑いのでそのまま汗を拭くことができます。同時期、情報誌「サライ」の通販コーナーに取り上げられたことも追い風になりました。前年比倍増の売り上げを果たしたそうです。

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