あなたは妻に「子育て」を強いていませんか

夫だって子どもと過ごす時間を優先できる

「小学校が始まって1カ月ちょっとでもう飽きたのか!」と驚いたが、保護者が迎えに行くまで保育士がしっかり遊んでくれる保育園に比べると、学童は子どもを楽しませてくれる要素が少ないのかもしれない。そう気づいた川井さんは、「子どもが学童に行かずに家に帰ってこられる日」を作ることにした。

川井さんの仕事は、イベントやセミナーの映像を収録することで、頼まれれば同時にネット中継もする。マルチカメラといって、同時に数台のカメラで撮影する複数の映像を、その場で切り替えてひとつの動画にしていく。現場での集中力と瞬発力が要求されるが、この方式だと撮影後に編集作業をするという持ち帰り仕事がないのがよいという。

「『編集もやってよ』と頼まれることもあるんだけど、そういう場合は断るか別の人にやってもらいます。事前に打ち合わせとロケハンをして、当日現場で撮影、それが終われば請求書が書ける。特に子どもができてからは、この手離れがいい仕事のスタイルが気に入っているんです」

学童に行くか、家に帰るのか、連絡帳に書いて学校に連絡するほか、帽子につけるリボンの色でわかるようにしている

撮影のスケジュールは川井さんの都合で変えることはできないし、週末に仕事が入ることもある。しかし、事前の打ち合わせとロケハンはできるだけ平日の午前中にまとめるようにしている。そうすることで、撮影がない平日の午後は自宅にいて、帰ってくる子どもを迎えられるからだ。週に何日と決めているわけではないが、たまたま取材に伺った週は毎日「学童に行かずに帰ってきてよい日」にできたそう。

平日でも「非日常な遊び」ができる

15時頃にコータ君が帰宅すると、川井さん親子はさまざまな遊びを楽しむ。自宅でのんびり過ごす日もあるが、川井さんにとっては、コータ君を様々な場所に連れ出すのが楽しみだ。

最近ふたりが気に入っているのがジョギングで、1〜2キロ走った後に地元の飲食店で夕食を食べ、散歩をして銭湯に寄って帰ってくる。そのほか、電車に乗って映画館や博物館に行ったりすることもあるそうだ。

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