「不倫を推奨している」「男性への加害的な発言を軽視している」などの声も出ているが…。物議醸す「過激なドラマタイトル」加速化の”要因“

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テレビ東京公式サイトによると、『夫の家庭を壊すまで』は同局の見逃し配信再生数で歴代最高の記録を打ち立てたという。また昨年放送された、テレビ朝日系『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』も、見逃し配信再生数が同局歴代1位を獲得した作品だ。

ヒットには複合的な理由があるにせよ、一部の不倫もののような過激さを含むタイトルや企画が視聴者にウケている実績があり、リピートジャンルとして定着しつつあることがわかる。

そのように過激なドラマも、フィクションだからこそ楽しまれているのは事実。しかしながらそういった傾向が加速し続ければ、作品のテーマや表現が一部に傾いていくことにならないか、一抹の不安も覚えてしまう。

【もっと読む】配信解禁で人気再燃の月9『やまとなでしこ』。「愛は、年収」な桜子の"肉食系な婚活像"が令和の若者にもめちゃくちゃ響く理由では、配信が再開した名作ドラマ『やまとなでしこ』が令和の若者にも支持されている理由について、エンタメコラムニストの白川穂先氏が詳細に解説している。

今回取り上げたドラマたちはこんな感じ

子宮恋愛
春ドラマ『子宮恋愛』をきっかけに、過激なドラマタイトルがネットで話題に(出所:ytvドラマ 読売テレビ公式YouTube)
子宮恋愛
純愛をうたったPRも含めて物議を醸す結果となった(出所:ytvドラマ 読売テレビ公式YouTube)
夫よ、死んでくれないか
『夫よ、死んでくれないか』は直接的なタイトルに疑問の声も(出所:テレ東公式 ドラマチャンネルYouTube)
夫の家庭を壊すまで
『夫の家庭を壊すまで』では、松本まりか演じるサレ妻が話題に(出所:テレ東公式 ドラマチャンネルYouTube)
白川 穂先 エンタメコラムニスト/文筆家

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しろかわ ほさき / Hosaki Shirokawa

1994年生まれ、北海道出身。エンタメ企業と編集プロダクションで編集・取材・執筆を経験し、フリーランスとして活動。おもに芸能、ドラマ、映画、アニメなどエンタメ記事の企画・執筆を幅広くおこなう。

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