「不倫を推奨している」「男性への加害的な発言を軽視している」などの声も出ているが…。物議醸す「過激なドラマタイトル」加速化の”要因“

4月10日からスタートの新ドラマ『子宮恋愛』(読売テレビ系)が過激なタイトルでたちまち話題となり、一部ネットユーザーから批判が殺到する事態となった。
同作から飛び火して、昨今のドラマタイトルの“過激化”を疑問視する声も上がっている。春クールで放送予定の『夫よ、死んでくれないか』(テレビ東京系)も、指摘を受けた作品のひとつ。同作を担当するテレビ東京の都筑真悠子プロデューサーは、4月3日の制作発表会見でタイトルへの賛否に触れ「いただいたご意見は一つひとつ参考にさせていただき受け止めております」とコメントした。
放送中のドラマが賛否を集めることはあれど、今回のようにタイトルが物議を醸すことは珍しい。きっかけになった『子宮恋愛』をはじめ、過激なドラマタイトルが注目を集めるに至った背景をひもとく。
不倫だけど純愛? 予告動画にツッコミが殺到
話題になった『子宮恋愛』の予告動画には、このようなテロップが添えられている。
「衝撃的な純愛ストーリー」「子宮が恋をしたのは夫と別の人」「子宮が恋におちた」
BGMや映像デザインは、まさしく繊細なラブストーリーといった雰囲気だ。この動画を引用してネットでは「臓器は恋しない」「一瞬で矛盾展開に」「不倫を美化していないか」などのコメントが殺到した。
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