泉房穂氏の爆弾発言で"仁義なき戦い"が勃発、参院「兵庫県選挙区」が《日本一の激戦区》になる理由

今年7月に投開票が予定されている次期参議院選挙。全国に45ある選挙区の中で最も熱い戦いが繰り広げられそうなのが、兵庫県選挙区(定数3)だ。
2025年度予算をめぐる与野党の攻防が最終局面を迎えていた3月24日、泉房穂・元兵庫県明石市長(61)が、自身の地元でもある兵庫県選挙区からの無所属出馬を表明した。しかし、出馬会見での発言などを受けて、同氏を敵視してきた日本維新の会だけでなく、連携相手とみられた国民民主党も対立候補を擁立する構えを見せている。
これまで同選挙区では、自民党、公明党、維新の3党が議席を分け合ってきた。今回は改選組(自民、公明と欠員=維新議員が辞職=)の対抗馬として、泉氏だけでなく、国民民主党、共産党、れいわ新選組といった各党も参戦するとみられる。
泉氏が意気軒高で会見に臨んだ背景
泉氏は2023年、市議らへの暴言の責任を取るとして政界を引退。以来、一般人の立場でテレビなどに出演し、発信を続けてきた。引退を撤回したことについては、会見の中で「批判を甘んじて受ける。申し訳ない」と陳謝した。
同氏周辺によると、出馬表明の時点では立憲民主党や国民民主党の県連のほか、連合(日本労働組合総連合会)兵庫の支援を見込んでいたとされる。こうした後ろ盾があったからこそ、会見で「政治家は庶民の生活をわかっているのか。誰もわからないのであれば、自分が中で転換を図るべく動き回りたい」と強気の発言を繰り広げたのだろう。
併せて、市長時代の「暴言問題」について、「自分としてはアンガーマネジメントの勉強を続けており、同じ過ちをしないということを肝に銘じている」との認識を示した。
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