次世代の国民的ヒロイン「當真あみ」 《デビューから3年》成人を迎えて思う「仕事や生き方」への向き合い方
――スカウトされる前の夢を聞いてもいいですか?
そのときは中学生だったのですが、理学療法士になりたいと考えていたんです。中学校卒業に向けて進路を考えるタイミングで、誰かの手助けができる仕事に就きたいと思っていました。
当時の夢とは異なりますが、女優のお仕事を始めてからは、毎日が楽しいです。演じる役を通して、知らなかったことを経験して学んだり、お芝居での会話が楽しい。いまはこのお仕事をずっと続けていきたいと思っています。
――デビューから順調に活躍の場を広げています。挫折のような経験はありますか?
作品ごとの反省はありますが、挫折と言えるほどの経験はなかったですね。これから壁にぶつかったりしたときに、どう乗り越えていくかは、いろいろな経験を積み重ねていって、そのときに考えて解決します(笑)。
少しずつ大人としての実感を得ていく
――昨年成人(18歳)を迎えました。仕事や生き方への向き合い方を考えたりしていますか?
正直、あまり実感がないです(笑)。とくに生活も意識も変わっていないですね。成人式は20歳なので、これからの2年間は気持ちを切り替える期間にして、大人になるということを少しずつ実感していけたらと思います。

――大人に向かうこれからは、どういう女優を目指していきますか?
ジャンルも役柄も含めて、幅広くいろいろなお芝居ができる女優になりたいです。自分の限界を定めず、常に新しいことに挑戦する人でありたいと思っています。
――ロールモデルとして見ている先輩俳優はいますか?
意識している方はたくさんいますが、お芝居を始めたときは、長澤まさみさんのように振り幅がある女優になりたいと思っていました。長澤さんは、コメディ映画のとても明るいキャラクターから、シリアスな作品の重厚な役柄まで、作品ごとにいろいろな人になりきっています。そんな女優になることが目標です。
――これまで影響を受けた人はいますか?
『最高の教師』で共演させていただいたときに、松岡茉優さんのお芝居に圧倒されました。撮影をご一緒するなかで、毎回セリフが心に刺さるんです。視聴者だけでなく、一緒にいる俳優も自分の芝居に引き込んでいくような、類まれな演技力と人間力のある方でした。私もそういう人になれたらと思います。
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