「なかなか上がらなかったけど、一気に成績アップした」なぜ今ドキの受験生の成績は"急に上がる"のか 《大学入試の変化》で考える

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ということで、知識は忘れることが前提であるという話でした。頭の中にスポンジを作るような勉強をしていると、知識を忘れにくくなり、理解度が高くなっていくということです。

暗記していればOKではない

そして、最近のテストは、スポンジがしっかり作られていないと解けない問題が出題されています。暗記していればOKの問題ではなく、しっかり理解していなければ解けないような問題が多くなっているのです。だからこそ、勉強を始めて2〜3カ月の状態では成績が上がりにくいのです。半年くらいしっかり勉強しないと、なかなか解けないわけです。

成績が上がらないというのはとても苦しいものです。「頑張っているのに結果が出ない」というのはどんな物事でもつらいものです。しかし、今はそれが前提になっている部分があるということを、認識してもらえればと思います。

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西岡 壱誠 ドラゴン桜2編集担当

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にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

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