東洋経済オンラインとは
ライフ

「最寄り駅は遠い、利用者も多い…でも廃止だ!」 23区でも登場した「バス廃止」の路線。バス会社を襲う「リエッセ不足問題」の複雑な事情

10分で読める
2/6 PAGES

沿線の道幅は高度成長期とさして変わらず、クネクネとして見通しも悪い。かつ、クルマの通行量もそれなりにあり、自転車・徒歩での移動もはばかられる。そんな地域の人々の生活移動の足として、泉38は何かと重宝されてきた。

そんな泉38は、西武バスに伺ったところ「小型バス『リエッセ』5台で運行している」という。しかしリエッセは2011年に生産中止となっており、中古で購入できたとしても、それは「少なくとも14年モノ」。

そこまでして路線を存続させるメリットはなく、西武バスも「老朽化した車両の代替問題」を、路線廃止の一因として挙げている。

いま小型バス車両といえば、2006年の大幅モデルチェンジから一挙に定着した「ポンチョ」が主流だ。

なぜ、泉38はポンチョではなく、リエッセでないと運行できないのか? 代替できない要因は「狭い路地での小回り性能」「乗客の収容能力」だ。

小型バスでも意外と違う!「リエッセ」と「ポンチョ」の差とは

小型バス車両の比較表。リエッセ・ポンチョのスペック上の違いはほぼない(日野市資料より)
小型バス「ポンチョ」。写真は八潮市「ハッピーこまちゃん号」(筆者撮影)

次ページが続きます

3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象