EC攻略のコツは委託先探しにアリ。「工場のない製造丸投げメーカー」がECで儲けられる理由とは?

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なぜなら、実際に相見積もりを取ってみると実感するのですが、新しい企画商品であるほど各社まったく異なる金額を出してくるのです。

あるいは相談していくなかで、製造元会社側からも良いアイデアをもらえる可能性もあります。だからこそ、相見積もりのサンプル数は多ければ多いほど、よいのです。

また相見積もりを行ううえでも、大切な視点が3つあります。

①最小の発注量はどれくらいか
②支払い・契約条件は見合うか
③要望に対するレスポンスは速いか

1つ目の、最小の発注量とは、最小ロット数のことです。MOQ(ミニマム・オーダー・クオンティティ)とも呼ばれます。つまり、発注量がもっとも少なく済むメーカーはどれかという視点です。

2つ目が、支払い条件です。これはお金の支払い方の話が大部分を占めます。「支払いはいつまで待ってもらえるのか」「月末締めの翌月末払いでいいのか」といった、こちらのお財布事情に見合った条件であるかどうかを検討します。

また、商品に対する条件も確認しましょう。「返品を受付けてくれるのか」「商品に不具合があったときに、メーカーがどの程度負担をしてくれるのか」なども欠かせません。それらの条件面を契約条項として盛り込みます。

3つ目が、柔軟性です。これこそがAmazonD2Cにおいて重要かつ醍醐味です。「柔軟性」とはつまり、自社の要望に対して迅速かつできる限り実現してくれるかどうかです。

「見積書はすぐに出してくれるか」「小さい発注量でも快く引き受けてくれるか」「自社のブランドのアイデアに共感してくれるか」「商品デザインの細かな修正も厭わないか」など、実際に取引をスタートしたあとも親身になってくれそうかどうかは大切です。

相見積もりはお金だけでなく、「良好な人間関係が築けるか」という相性も見なければなりません。

良い製造元を選ぶためのチェックリスト

パートナーを選定するうえで、価格面以外での「良し悪し」を判断するためのチェックポイントも紹介します。

大きくは3つのポイントに分けますが、より細かく見極められるよう、チェックリストも併せて参考にしてください。

・サンプル品はリクエストどおりにつくってくれたか?

サンプル品をつくってもらう際は、その企業の誠実さも推し量ることができます。

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