東武線「柏から新鎌ケ谷までの間」に何があるのか 新柏から高柳、沿線民だけが知る?柏市内の4駅

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駅前広場がよく整備されていて、西口の駅前にはヤオコーをはじめとする商業施設。柏市内にあってはいちばん南の端っこの駅ではあるが、同市も市域南端の中核として道路整備なども進めている。

そうしたこともあってか、駅の周りはもちろん住宅地。東口にはまだまだ畑や果樹園も目立つが、そのコントラストもこの沿線ならではなのだろう。

「高柳駅とその次の六実駅。その東側には海上自衛隊の下総航空基地があります。基地の正門は駅とは反対側なのでだいぶ距離はあるのですが、北総鉄道と合同で企画したハイキングのコースに含まれていたり、また基地でのイベントの折には高柳駅から歩いて行かれるかたもいますよ」(池澤副管区長)

東武アーバンパークライン 高柳駅前
高柳駅西口。よく整備された広場の目の前にはスーパーのヤオコー(撮影:鼠入昌史)
【写真】東武アーバンパークラインでJR常磐線との乗り換え拠点である柏駅から新鎌ケ谷駅方面へ。柏市内にある新柏・増尾・逆井・高柳駅の駅前には何があるのか?

乗り換えれば都心に一直線

昔ながらののどかな下総の雰囲気を残しつつ、それでいて交通の利便性も相まって住宅地になりつつあるアーバンパークラインの沿線風景。最もお客の多い新柏駅でも1日の乗降人員はおよそ2万人だ。

次いで高柳駅が1万5000人ほどで、他の2駅は1万2000人台。だが、ここ数年でもマンションの建設が続いていることからわかるように、住宅都市として発展途上なのだろう。

柏か新鎌ケ谷か。どの駅にもせいぜい10分ほどで出ることができて、乗り換えれば都心に一直線。そんな利便性と自然豊かなのどかさと。実にバランスの取れた、これぞアーバンパークラインの名を体現しているかのような沿線であった。

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鼠入 昌史 ライター

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そいり まさし / Masashi Soiri

週刊誌・月刊誌などを中心に野球、歴史、鉄道などのジャンルで活躍中。共著に『特急・急行 トレインマーク図鑑』(双葉社)。

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