
東武アーバンパークラインの逆井―高柳間。起伏がある土地に線路が走っていることがわかる(撮影:鼠入昌史)
実に個人的なイメージではあるが、東武鉄道の路線は平地を一直線に走っている印象がある。事実、東武スカイツリーラインや日光線などは古利根川沿いの沖積平野を走る。
スカイツリーラインとアーバンパークラインが交わる要衝のターミナル・春日部は、駅前の市街地北側に古利根川が流れる川沿いの町だ。
起伏がある沿線風景
ところが、スカイツリーラインが春日部から北に進んでも低地が続くのに対し、実のところアーバンパークラインは江戸川を渡って千葉県に入ると台地の上を走るようになる。
北から南へ、少しずつ標高をあげてゆく。野田市駅のあたりでは15m程度の標高が柏駅では約20mに。そしてここからは起伏に富んだ下総台地を走りながら新鎌ケ谷、船橋を目指すのである。
トピックボードAD
有料会員限定記事
鉄道最前線の人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら