「柏市内といっても、柏駅でJR線に乗り換えて、というお客さまばかりではないんですね。新鎌ケ谷で北総線に乗り換える人もいますし、船橋まで出る人も。流山おおたかの森駅でつくばエクスプレスに乗り換える人もいて、通勤時間帯の流れはさまざまです」(池澤副管区長)
電車の窓から外を眺めても、ビッシリと住宅が並ぶベッドタウン。東京都心に向かう利便性に優れているから、住環境としてはこれ以上ないのだろう。
増尾駅から東、大津川沿いの低地を見下ろす高台には、戦国時代の増尾城址が公園として整備されている。こうしたところも、アーバンパークライン沿線の住環境としての充実さを物語る。
「増尾駅・逆井駅・高柳駅も基本的には住宅地の中の駅。駅前には小さな商業エリアがあって、あとは一戸建てやマンションが並んでいます」(池澤副管区長)
共通点は橋上駅舎と東武ストア
2023年に開業100周年を迎えた増尾駅は、いくらか年季の入った橋上駅舎。改札階にクリニックが入っているのが特徴的だ。

逆井駅も1980年代の橋上駅舎を持ち、東口の線路沿いには東武ストア。駅前に大型のスーパーがあるあたり、この駅を降りて帰宅する前にお買いもの、などという人の流れも多いのだろう。
近くにはカタクリの群生地があって、ちょっとした観光名所になっているという。
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