「ビジネスコンテスト」勝ち抜く人の明確な共通点 プレゼンの「方向性」から「立ち居振る舞い」まで

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プレゼンは「どんな構成で」「どう話すか」という内容だけでなく、表現力も重要なため、私もお手本となるプレゼンをよく観察・分析して、話し方、立ち居振る舞いを真似するようにしています。

たとえば、APECのビジネスプランコンテストは英語でのプレゼンのため、日本語とはリズムやロジック展開が異なります。

そこで、話し方のお手本になりそうな英語のプレゼンテーションの動画として「TED Talks」を観て、「どんな構成で話せばいいのか」「どんな場面で、どんな話し方や立ち居振る舞いをすればいいのか」ということを分析し取り入れて本番に臨みました。

数々の賞を受賞している起業家の友人たちと話をしていても、この話は共通で、みなコンテストの過去の傾向と対策を研究し、プレゼン、ピッチが上手な人の真似を徹底的にする、と言います。

評価されるポイントと自分の良さを「マッチング」

ただし、お手本をただ真似するだけではなく、自分らしさを内在させることも重要です。お手本の評価されるポイントと自分の良さを、うまくマッチングさせる、そう、和えるのです。

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真似しきったうえで、自分のオリジナリティを載せていきます。お手本を分析し取り入れつつ、自分のやりたいことで賞を取りにいくのです。

最後にビジネスコンテストで最も気をつけるべきことは、コンテストに迎合しないことです。それは本末転倒です。

要項を読み込んでいくと、ついつい自分のビジネスプランを要項に寄せていってしまい、結果として本来自分のやりたいことと本質がずれてしまっていた……ということは往々にしてあります。

すると、どこかで自分の中で矛盾や引っ掛かりができてしまい、真に力を発揮することができないですし、仮に入賞したとしても、それは自分が本当にやりたいことではないということがあります。

だからこそ、コンテストを徹底的に分析して、自分に合っているコンテストであるかどうかを見極め、真に理解したうえでプレゼンを構成すること。そこで求められるお題には答えつつ、自分らしいプレゼンで、審査員の方々に納得・共感していただければ、「やりたいこと」に素直に優勝をすることができるのです。

矢島 里佳 株式会社 和える 代表取締役

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やじま りか / Rika Yajima

株式会社和える 代表取締役。1988年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業、同大学大学院政策・メディア研究科修了。職人と伝統の魅力に惹かれ、19歳の頃から全国を回り、大学時代に日本の伝統文化・産業の情報発信の仕事をはじめる。「日本の伝統を次世代につなぎたい」という想いから、大学4年時の2011年3月、株式会社和えるを創業。事業承継や企業・ブランドの原点を整え、魅力化をお手伝いする「伴走型リブランディング事業」を行い、地域の大切な地場産業を次世代につなぐ仕事に従事。そのほか、日本の伝統や先人の智慧を、暮らしのなかで活かしながら次世代に心豊かな社会をつなぐためにさまざまな事業を創造。ゼブラ企業(「サステナビリティ」を重視し、「共存性」を価値とするスタートアップ)としてメディアに掲載される。さまざまなビジネスコンテストの審査員を務め、1000以上のビジネスモデルを見てきている。

©写真:石黒シエル撮影

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