「話が面白くない人」に共通するたった1つの事 「むずかしいことをやさしく」伝える技術
現代のビジネスでは、営業提案や会議報告にはもちろん、ちょっとした自己紹介にも人に伝える力、いわゆるプレゼン力が必要とされている。
しかし、こうした状況にあっても、プレゼンに対して苦手意識を持っている人は少なくない。
そこで、経営学者にしてYouTuberでもあり、起業家でもある中川功一氏が、科学的に実用性の高いプレゼンの方法論を平易に解説した『一生使えるプレゼンの教科書』を出版した。
本記事では、本書から聞き手が理解しやすい伝え方を紹介する。
「つまらない」とは「よくわからない」こと
皆さん、いまいち売れてないお笑い芸人を思い浮かべてほしい。特定の名前を挙げるのは失礼なので、皆さんとして思い当たる人を思い浮かべてほしい(笑)。そして、なぜその人は売れていないのかを考えてみてほしい。……おそらく皆さんは「ネタがよくわからない」というのを、かなり重要な理由に挙げるのではないだろうか。
イマイチだったドラマや漫画を思い浮かべてほしい。そして、なぜイマイチだったのかを分析してほしい。……皆さんは「脚本の意図がよくわからなかった」「キャラクタに感情移入できなかった」「ストーリーが難しすぎた」「設定が意味不明」などの理由を見いだすのではないだろうか。
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