「話が面白くない人」に共通するたった1つの事 「むずかしいことをやさしく」伝える技術

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「つまらない」と「よくわからない」は、密接につながっています(写真:buritora/PIXTA)
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現代のビジネスでは、営業提案や会議報告にはもちろん、ちょっとした自己紹介にも人に伝える力、いわゆるプレゼン力が必要とされている。
しかし、こうした状況にあっても、プレゼンに対して苦手意識を持っている人は少なくない。
そこで、経営学者にしてYouTuberでもあり、起業家でもある中川功一氏が、科学的に実用性の高いプレゼンの方法論を平易に解説した『一生使えるプレゼンの教科書』を出版した。
本記事では、本書から聞き手が理解しやすい伝え方を紹介する。

「つまらない」とは「よくわからない」こと

経営学者×YouTuber×起業家の著者が教える 一生使えるプレゼンの教科書
『経営学者×YouTuber×起業家の著者が教える 一生使えるプレゼンの教科書』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

皆さん、いまいち売れてないお笑い芸人を思い浮かべてほしい。特定の名前を挙げるのは失礼なので、皆さんとして思い当たる人を思い浮かべてほしい(笑)。そして、なぜその人は売れていないのかを考えてみてほしい。……おそらく皆さんは「ネタがよくわからない」というのを、かなり重要な理由に挙げるのではないだろうか。

イマイチだったドラマや漫画を思い浮かべてほしい。そして、なぜイマイチだったのかを分析してほしい。……皆さんは「脚本の意図がよくわからなかった」「キャラクタに感情移入できなかった」「ストーリーが難しすぎた」「設定が意味不明」などの理由を見いだすのではないだろうか。

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