廉価版iPhoneとして登場した「iPhone 16e」、使いづらいと感じる点は設定でなんとかする

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設定方法は次のとおりだ。まず、iPhoneにプリインストールされている「ショートカット」アプリを開く。ここで、ホーム画面に戻るためのショートカットを作成する。画面右上にある「+」ボタンが、新規作成のためのボタンなので、ここをタップしてみよう。すると、ショートカットの作成画面に切り替わる。

次に、ホーム画面に戻るためのショートカットを組み込む。ショートカットには多彩な項目があるため、ここでは検索で探すのが手っ取り早いので、検索窓に「ホーム画面」と入力してみよう。すると、該当するショートカット一覧が表示されるので、その中から「ホーム画面へ移動」をタップする。

あらかじめ設定したショートカットを、アクションボタンに割り当てることでホームボタン代わりに利用できる(筆者撮影)

最後に画面右上の「完了」をタップすると、ショートカットが作成される。次に、アクションボタンにこの「ホーム画面へ移動」のショートカットを割り当てる。「設定」アプリを開き、「アクションボタン」を選択。左方向に画面をフリックして、「ショートカット」を選択した状態にしたあと、「ショートカットを選択」ボタンをタップして、「マイショートカット」から先ほど作成した「ホーム画面へ移動」を選べば設定は完了だ。

あとは、ホーム画面に戻りたいときに、ショートカットボタンを長押しするだけ。押している時間が短いとアクションボタンが機能しないうえに、配置されている場所も違うため、ホームボタンと完全に同等というわけにはいかないが、物理キーで簡単にホーム画面に戻ることは可能になる。iPhone 16eに限らず、アクションボタンを搭載しているiPhoneなら設定可能なため、ホームボタンのような機能がほしい人は試してみてほしい。

ソフトウェアでホームボタンを代替するAssistiveTouch

物理的なボタンでなくても構わないというときには、画面上に疑似的なホームボタンを表示して、ホームボタンの代わりとして使うことも可能だ。設定には、「アクセシビリティ」にある「AssistiveTouch」という機能を使用する。AssistiveTouchはシングルクリックだけでなく、ダブルクリックや長押しにも機能を割り当てられるので、ホームボタン感覚で利用できる。

設定方法は次のとおり。まず、「設定」アプリで「アクセシビリティ」を選び、「タッチ」に進む。この中にある「AssistiveTouch」を開き、次の画面で「AssistiveTouch」を有効にすると、画面上にホームボタンのようなボタンが表示される。このままだとメニューが開いてしまうので、AssistiveTouchに割り当てる機能を変更しよう。

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