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コンサル人材が目指すPEファンドへの"転身" 狭き門だが年収は総合コンサルよりも一段高い

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投資担当者はファンドの資金を集めた後で、主に4つの業務を担当する。①ソーシング(投資先企業の探索)、②エグゼキューション(投資の検討・実行)、③バリューアップ(投資先企業の経営改革支援)、④エグジット(投資先企業の売却)、だ。

これらの仕事には、複数のプロ人材のスキルが網羅的に必要になる。

①では、コンサルや投資銀行のカバレッジバンカーが持つビジネスやファイナンスの専門性、提案営業スキルなどが必要となる。②では、投資銀行におけるM&Aのスキルが必要で、コンサルのビジネス分析スキルも役立つ。③では、プロジェクトマネジメントをはじめとしたコンサルスキルやファイナンスの知見、人を動かす経営人材のスキルが求められる。④では、売却先を探し相手に提案して合意していく点で、投資銀行やコンサルのスキルが生かせる。

①~④で行う仕事の幅を見ればわかるように、PEファンドの仕事は「知的総合格闘技」だ。各分野のプロ人材が、さらに高いレベルで挑戦したいと志すときに目指す、最前線のフィールドである。

気になる報酬はどうか。

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