国内最大のPE部隊
――今後5年間で新たにPE投資を(投資先の企業価値ベースで)5兆円行うと宣言しました。
末包:国内の投資実績は過去5年で約2.5兆円。(2018年に投資した)キオクシアも入れると、6年間で4.5兆~5兆円になる。今後もこれを超えるペースで投資を進めたい。PEファンド部門の人員は、足元で70人弱に達した。5年前から倍増しており、チームとしては国内最大だろう。今後もさらに増員する。
(新たなPE投資5兆円の出し手となる)ファンドは複数ある。1つは2023年に組成したアジア5号ファンド(71億ドル)で、大型の投資を担う。キオクシアなど相当な大型案件の場合は、北米のグローバルファンド(118億ドル)も活用する。中小規模の投資は、日本企業への投資に特化したミドルマーケットファンド(約1100億円)が担う。
木下:PE以外のクレジットや不動産といったオルタナティブ投資は、スペシャルシチュエーションズファンドがカバーする。アジアには2号ファンドが存在するが、今秋にも3号ファンドを組成する予定だ。PE・オルタナともにワンチームで資金を提供したい。
――国内の投資環境は。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら