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自公維の合意ににじむ「吉村維新」の"前途多難" 「大阪党」の限界露呈、参院選も厳しい戦いに

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  • 泉 宏 政治ジャーナリスト
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松井氏はまず、兵庫県知事の内部告発問題を巡る維新県議の対応について「そもそも秘密会にしようと決めたのがおかしい。秘密会じゃなくオープンでやり、プライバシーのことがあるなら、議事録でその部分だけ黒塗りすればよかったのにそれをやらなかったことが一番の問題」と指摘し、「その時点で僕らが作った時の維新とは違う。僕や橋下さんのときはどんな会議でもクローズで物事を決めることはなかった」と断じた。

創業者・松井氏は「吉村一強」からの脱皮を求めるが…

松井氏はさらに、大政党となった維新の党運営について「吉村さんにすると、2011年に一緒に公募してきたメンバーを守っていきたい。僕や橋下さんは、維新は政策を実現する道具だから 、守りたいなんて一言も言ったことはなかった。そこは、我々と吉村さんが同じ感覚でというのは無理がある」と指摘。

そのうえで松井氏は「(吉村氏は)そういう中で頑張ってくれてるので、サポートする人たちがもっと前面に出る必要がある」と“吉村一強”の党運営からの脱皮を訴えた。しかし、維新関係者の間では「内紛が拡大しつつある現状では、吉村氏の下での維新の結束強化は極めて困難」との悲観論が支配的で、吉村氏の苦悩はまだまだ続きそうだ。

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