アメリカのベネズエラ攻撃が台湾有事に与える影響はあるのか?「もし中国が台湾を侵攻すれば極めて不愉快だと伝えてある」(トランプ大統領)
ベネズエラでの軍事作戦が成功をおさめた数日後、アメリカのドナルド・トランプ大統領は、有力紙ニューヨーク・タイムズからおよそ2時間に及ぶインタビューを受けた。その中で記者から、「中国の習近平国家主席に同じ論理で台湾を支配できると思わせる前例を作ったのではないか」と問われ、トランプ大統領は次のように答えた。
「いや。ベネズエラには現実の脅威があった。台湾から中国に違法薬物や不法移民は流出していない」
さらに記者から「習主席は台湾を中国への脅威とみているが」と質問されると、トランプ大統領は続けた。
「私が大統領である間は台湾侵攻はない」
「台湾にどう対応するかは習主席次第だ。だが、私は、もし中国が台湾を侵攻すれば極めて不愉快だと伝えてある。彼がそうするとは思わないし、そうしないことを願う。私が大統領である間は、そうしないだろう」
トランプ大統領は、自身の任期が終わる2029年1月までは、習近平国家主席が台湾を侵攻することはないとの認識を示した形だ。
最近、同様の発言を繰り返している。25年末には、中国軍が台湾を包囲する形で軍事演習を実施した。その最中に記者団から軍事演習について問われたトランプ大統領は、特に心配していないと述べ、「中国軍はこの地域で、これまでにも大規模な軍事演習を何度も行ってきた」と指摘し、演習自体を問題視しない姿勢を示した。
その上で、「私は習主席とすばらしい関係にあるが、彼から軍事演習について何も聞かされていない。台湾への軍事侵攻を彼が行うとは思わない」と述べ、台湾有事の可能性に否定的な見解を示した。



















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