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なぜリクルートの人は卒業後活躍できるのか 「どこでも通用する人」に変わる3つの口ぐせ

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  • 高橋 厚人 リクルート85年入社同期会代表幹事
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このように、リクルート出身者は、「最近どう?」から始まるコミュニケーションによって、自分の仕事の幅を日頃から広げているので、リクルート卒業後、他業界で新しい仕事にもすぐに取り組めるのだと思います。

成長のスピードを加速させる口ぐせ

最後に、仕事で失敗したときに上司から部下にかけられる言葉をご紹介します。リクルートでは、失敗というのは日常茶飯事だったと言っても過言ではありませんでした。

なぜなら、リクルートには「誰もやらないことをする主義」という考え方があり、他社がやらないことを積極的にやろうという文化があったからです。当然、新しいことに取り組めば、失敗する可能性も高くなります。

失敗をすれば上司に叱られるのが一般的ですが、リクルートでは失敗をしても上司や先輩に叱られることはありません。その代わり、「で、おまえはどうするつもりなの?」と必ず問われるのです。失敗をすると、その失敗に引きずられて落ち込んでしまい、次の一手が遅れがちになります。

しかし、リクルートでは、失敗をするたびに上司に「で、おまえはどうするつもりなの?」と繰り返し問われるので、自然と次の対応策を冷静に考える思考が身に付くようになるのです。

こうした経験から、リクルート出身者は、どんな失敗に直面しても「次に自分は何をしなければいけないのか」と思考を切り替えられます。そのため、立ち止まる時間がない分、成長のスピードが早くなるのだと思います。

「口ぐせ」は仕事における発想法であり、チームや組織の思考のくせの表現でもあります。みなさんの職場で使われている「口ぐせ」を洗い出すミーティングをすると新しい発見や仕事改善のヒントがみえるかもしれません。「口ぐせ」を少し変えるだけで、仕事や組織は必ず変化していくはずです。

「仕事を楽しくしたい」「将来に向けて何かを変えたい」と思う人、そんな方たちに、「どこでも通用する人」に変わるリクルートの学びが何らかのヒントになれば嬉しく思います。

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