60歳を過ぎたら「わきまえたい」職場のマナー5つ 偉くなると、いつの間にか忘れてしまいがち

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
④態度・姿勢

態度が悪かったりぞんざいだったりする人や、相手によって態度を変える人などは、当然、人に好かれることは少ないでしょう。また、姿勢が悪い人は、だらしない印象や不健康なイメージ、暗い印象などを相手に与えます。

ただし、この2つも「顔つき」と同じように、心がけしだいで変えられるものです。

「個性的」と「奇抜」を混同しない

⑤身だしなみ
『人には聞けない60歳からのビジネスマナー』(宝島社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

身だしなみを整えるうえで、とくに重視したいのが清潔感です。毎日の入浴はもちろん、ヒゲや鼻毛、ツメが伸びていないかなど、しっかりとチェックしましょう。また、ボサボサの頭髪もNGです。

スーツや制服着用が義務ではない職場であれば、服装で自分の個性を出すのもよいでしょう。自分に似合った「きちんと感」のある服装を意識することや、業務に集中できる着心地のよさも大切です。

ただし、個性的と言っても「だらしない(不潔)」「奇抜」といった印象を与えるような服装は避けましょう。

なお、人材派遣会社である高齢社に届く、派遣先からの3大クレームは、「態度が悪い」「ミスが多い」「時間が守れない」というものです。「態度が悪い」の中には、マナーが悪い、言葉づかいが悪いといったものも含まれます。

また「ミスが多い」には、同じ失敗を繰り返す、なかなか仕事を覚えないといったものも含みます。「時間が守れない」は、年齢に関係なく社会人として論外でしょう。みなさんも「他人ごと」とは思わず、自分ごととして"3大クレーム"を意識しておきましょう。

株式会社高齢社
かぶしきがいしゃ こうれいしゃ / Kabushikigaisha Koureisha

定年退職後も健康で働く意欲の高い人の多さに着目し、2000年1月に会社設立。登録社員25名でガス会社やガス機器メーカーの請負業務からスタートし、2002年8月に一般労働者派遣事業許可の取得により、高齢者の人材派遣業務に本格進出。2025年2月現在、派遣登録会員数1000人を超え、業務内容も100種類以上と多岐にわたる。経営理念として下記の4つを掲げる。①定年を迎えても気力、体力、知力のある方々に、「働く場」と「生きがい」を提供していく。②働く人を大切にする(社員≧顧客≧株主の人本主義)。③豊富な経験を活かし、顧客には「高品質・低コスト・柔軟な対応力」を武器に優れたサービスを提供していく。④「知恵と汗と社徳」重視の企業風土を醸成する。
[ホームページ] https://www.koureisha.co.jp

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事