トランプ大統領の「訪日」は7月にしたほうがいい 「トランプ劇場Season2」の鍵はフロリダにあり

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ここから先はお馴染みの競馬コーナーだ。

このたび、このコラムの愛読者から、『「今週勝つ!」を叶える馬券カレンダー』(立川優馬/サンクチュアリ出版)をご献本いただいた。毎週末のレースを勝つためのヒントが、1年52週分詰まっているスグレモノだ。いやもう、「知らなかった!」というお役立ち情報がいっぱい書いてある。

『「今週勝つ!」を叶える馬券カレンダー』(立川優馬/サンクチュアリ出版)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

例えば2月の東京芝1400~1800メートルのレースで、馬券妙味を追うためには何が必要か。「東京芝は内から使い倒していくコースローテになっている」ので、A→B→C→Dと少しずつ仮柵を外に動かしていく。

その結果、Dコースは、1月末~2月がスタートとなる第1回開催と、6月末の2週間ほどでしか使用されない。だから2月の今の時期には非常に状態の良い馬場でレースが行われる。しかも「コーナー角の緩さも相まって、高速馬場の内枠有利、先行有利に傾きやすい」とある。

実際に2月9日の東京新聞杯(芝1600メートル、G3)を振り返ってみると、オバゼキ先生(慶応義塾大学大学院教授)の予想がバッチリ的中して、12番のウォーターリヒト(3番人気)が勝利している。

ところがこのレース、内枠2番の16番人気(ブービーメーカー!)メイショウチタンが気持ちよく先行し、見事に逃げ残って3着となって大番狂わせをもたらしている。2番の複勝が3570円、3連複が17万4760円という大穴馬券が誕生している。

となれば、16日の日曜日は京都競馬場で行われる京都記念(G2)ではなく、東京競馬場の共同通信杯(G3)で、内枠の先行馬を狙ってみよう。

枠順を見たら、1枠1番のサトノカルナバルがピッタリの条件を備えている。前走BCJターフで大負けしているので、適度に人気が下がっているのがありがたい。距離に不安があるとはいえ、ここは鞍上のキング姉さんがうまく御してくれるだろう。単複で勝負したい。3枠3番のワンモアスマイルも一発がありそうなので、少しだけ買っておきたい。

※ 次回の筆者は小幡績・慶応義塾大学院教授で、掲載は2月22日(土)の予定です(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)
かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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