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バブルが崩壊する。資本主義が終わる。そう来れば、その次はこの世が終わる。
滅亡論を唱えて、不安を煽るのは新興宗教の専売特許のように思われているが、現在、伝統的宗教と思われている多くの宗教でも、そのように主張されてきた。仏教の多くは、末法思想を持ち、それは源氏物語の中にも自然に出てくる。
ビットコインもアメリカ株もその他の株も、もちろん日本株も、今月あるいは来月に暴落するのではないか。資本主義は2030年から徐々に終わりを見せ始め、2050年には、現在の社会主義のように、過去のものであることが認識されているだろう。そして、人間社会の破綻は2050年までには明確になり、22世紀には、まったく別の形の世の中になっているだろう。
日産自動車は生き残り策を失った
この世が終わるという現実感がないならば、実感のあるものから挙げていこう。
まず、日産自動車は生き残り策を失った。以前も書いたとおり、2050年には、ほとんどの自動車メーカーはなくなるだろうから、それが早まったにすぎないが、予想どおり、プライド優先で自滅の道を選んだ。
一方、ホンダはこれで少し寿命が延びたが、結局、トヨタ自動車の軍門に下る以外はないだろう。三菱自動車は、日産抜きでホンダと統合したいところだが、日産が許さないだろうから、これも寿命が早まってしまった。
ただし、もともと2050年には独立の会社ではいられないはずだから、終焉が早まった、加速しただけであり、むしろ早いうちに次の形に移るほうが、余力が残っている分、運がよかったともいえる。
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