バブルは崩壊し資本主義が終わりこの世が終わる 世界を破綻させるマグマが急激にたまっている

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競馬である。今回の記事の後に競馬というのも何だが、末法の世にはギャンブルがはやる。あるいは江戸時代末期の「ええじゃないか運動」である。

今、世界的にギャンブルは盛り返している。21世紀、ギャンブルはもう終わり、カジノも終わりと思われていたが、ネットカジノだけでなく、スポーツベッティングなどギャンブルブームである。

その中で、JRA(日本中央競馬会)の競馬だけでなく、ネットを頼りに日本の地方競馬も盛り返してきたが、これがどこまで続くか。末法の世なら、もっと単純なギャンブルが好まれる。実際、海外では競馬が衰退し、ネットカジノ、スポーツベッティングへと移行している。日本もそうなるだろう。JRAやNAR(地方競馬全国協会)は、今こそ次の時代へ準備しておくべきだ。

東京新聞杯の本命はウォーターリヒト

とりあえず、週末に行われるレースの予想をしておこう。東京新聞杯(9日の東京競馬場第11レース、芝コース、1600メートル、G3)。東京のマイル戦だから、結果は実力どおりになるはずだが、ここは若い馬を狙ってみたい。

ウォーターリヒト。前走の京都金杯(中京競馬場での開催、G3)は惜敗。今度は差し切るだろう。大好きなサクラトゥジュールは、前回お世話になったが、今回は人気になりそうなので見送る。寒いようだが、すべての馬の無事を祈りたい。

※ 次回の筆者はかんべえ(吉崎達彦)さんで、掲載は2月15日(土)の予定です(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)

小幡 績 慶応義塾大学大学院教授

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おばた せき / Seki Obata

株主総会やメディアでも積極的に発言する行動派経済学者。専門は行動ファイナンスとコーポレートガバナンス。1992年東京大学経済学部首席卒業、大蔵省(現・財務省)入省、1999年退職。2001~2003年一橋大学経済研究所専任講師。2003年慶應大学大学院経営管理研究学科(慶應義塾大学ビジネススクール)准教授、2023年教授。2001年ハーバード大学経済学博士(Ph.D.)。著書に『アフターバブル』(東洋経済新報社)、『GPIF 世界最大の機関投資家』(同)、『すべての経済はバブルに通じる』(光文社新書)、『ネット株の心理学』(MYCOM新書)、『株式投資 最強のサバイバル理論』(共著、洋泉社)などがある。

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