競馬である。今回の記事の後に競馬というのも何だが、末法の世にはギャンブルがはやる。あるいは江戸時代末期の「ええじゃないか運動」である。
今、世界的にギャンブルは盛り返している。21世紀、ギャンブルはもう終わり、カジノも終わりと思われていたが、ネットカジノだけでなく、スポーツベッティングなどギャンブルブームである。
その中で、JRA(日本中央競馬会)の競馬だけでなく、ネットを頼りに日本の地方競馬も盛り返してきたが、これがどこまで続くか。末法の世なら、もっと単純なギャンブルが好まれる。実際、海外では競馬が衰退し、ネットカジノ、スポーツベッティングへと移行している。日本もそうなるだろう。JRAやNAR(地方競馬全国協会)は、今こそ次の時代へ準備しておくべきだ。
東京新聞杯の本命はウォーターリヒト
とりあえず、週末に行われるレースの予想をしておこう。東京新聞杯(9日の東京競馬場第11レース、芝コース、1600メートル、G3)。東京のマイル戦だから、結果は実力どおりになるはずだが、ここは若い馬を狙ってみたい。
ウォーターリヒト。前走の京都金杯(中京競馬場での開催、G3)は惜敗。今度は差し切るだろう。大好きなサクラトゥジュールは、前回お世話になったが、今回は人気になりそうなので見送る。寒いようだが、すべての馬の無事を祈りたい。
※ 次回の筆者はかんべえ(吉崎達彦)さんで、掲載は2月15日(土)の予定です(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)
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