田村淳「キャンピングカー歴10年」たどり着いた夢 日本独自気風のキャンピングカー業界に新風を

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―小学校低学年の時、お父様が軽自動車をキャンピングカーに改造していたそうですが、それをどう捉えていましたか?

「すごいことするな。クルマって改造していいんだ、と率直に思っていましたね。僕たち子どもが寝られるように、後ろにベッドを作ってくれました。オヤジはDIYが得意なので、木材を切って。(その部材が)取り外せるようになっていて、普段は普通に軽自動車として使っていました。いま思い返すと、あれはキャンピングカーだったなぁと」

―そのクルマで、ご実家の山口を起点に家族で旅をしたのですね?

「オヤジの里帰りや熊本、大分、宮崎など九州が多かったですね。そうした旅行になると(前述の)ベッドが出てきて寝られる。楽しい体験でしたね。いつものクルマが全然違うモノに様変わりすること。そこにワクワクが詰まっていました」

田村さんの新しい相棒となったNUTS「ZEGNIA」。フィアット「デュカト」がベース(筆者撮影)
田村さんの新しい相棒となったNUTS「ZEGNIA」。フィアット「デュカト」がベース(筆者撮影)

自身がキャンピングカーを手にするまで

―その後、芸能界で仕事をするようになって、どのタイミングでキャンピングカーと出会うことになるのでしょうか?

「キャンピングカーは、ずっと意識していたんですよ。いつか資金的な余裕ができたら、買おうと。(幼少期に経験した)あのようなクルマがあれば寝ながら旅できると、中学生の頃から思っていたので。いつの日か、キャンピングカーで日本一周してみたいという思いはずっとありました」

―授賞式のトークセッションでは、キャンプでのテント泊より、キャンピングカーの方がご自身に向いていると話していましたね。

「キャンプは友達たちと行っていましたが、テント泊はあまり馴染めなくて。みんなでキャンプをするという文化は好きなんですけど、自分の個室がないと気持ちがあまり乗らない、という感じでした」

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