超高齢社会の基礎知識 鈴木隆雄著
2010年に日本の65歳以上の高齢者人口は2958万人に達した。これはカナダの総人口3411万人にも匹敵する。日本国民の高齢化は、著しい少子化に伴って、今後は高齢化した社会としてさらに深化し、30年には高齢化率が30%を超える「超高齢社会」になると推定される。
20年以上にわたり老年医学の研究に携わり、現国立長寿医療研究センター研究所長を務める著者が、長年の研究成果から高齢者の寿命と健康水準の変化、病気予防と介護予防といった長寿社会の諸問題について科学的に検証。高齢者の保健・医療・福祉の現状を概観し、科学的根拠に基づく高齢者の健康施策を基盤とした、持続可能な高齢社会のあり方について提言する。
講談社現代新書 777円
ブックマーク
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
ライフの人気記事