82歳料理研究家が伝授「食べ力」鍛える"簡単"習慣 ひき肉そぼろを加えてたんぱく質"ちょい足し"

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1度の食事で摂取したたんぱく質の体内での滞在時間は、約8時間。「食べ貯め」はできません。筋肉を維持するためには、毎食たんぱく質を食べ続けなければならないのです。

ひき肉そぼろでたんぱく質のちょい足し

かといって1日3食、肉や魚を料理して食べるのは大変かもしれません。おすすめは、ひき肉で「たんぱく質のちょい足し」をすることです。

〈電子レンジで作るひき肉そぼろ〉
1. ひき肉は牛豚鶏どれでもOK。耐熱容器に入れて100グラムにつき、しょうゆ・酒・砂糖各小さじ1と片栗粉小さじ1/2を加えて混ぜます。ラップをします。
2. 電子レンジ600Wで2分加熱します。

このそぼろを、ごはんや冷ややっこにのせたり、味噌汁に加えます。合うと思うものには何にでもかけましょう。ツナ缶があれば、さらに加えて、海と山"Wのたんぱく質使い"もいいですね。

ひき肉そぼろ
(写真左から)鶏肉、豚肉、牛肉。ひき肉は何でもOK。肉100グラムにつきしょうゆ・酒・砂糖各小さじ1 と片栗粉小さじ1/2を加えて、レンチンします(画像:集英社)
ひき肉そぼろの使用例
できあがったひき肉そぼろは保存容器に入れて冷蔵庫に常備。毎食取り出して、ごはん、おかず、味噌汁と合うと思うものには何にでもふりかけます(画像:集英社)

改まったおかずを作らなくても、こういった小さな工夫を積み重ねて、たんぱく質摂取量を増やすのも「食べ力」のひとつです。

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村上 祥子 料理研究家、管理栄養士

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むらかみ さちこ / Sachiko Murakami

料理研究家、管理栄養士、福岡女子大学客員教授。

1985年より福岡女子大学で栄養指導講座を担当。治療食の開発で、油控えめで1人分でも短時間でおいしく調理できる電子レンジに着目。以来、研鑽を重ね、電子レンジ調理の第一人者になる。これまでに手がけた著書は580冊以上。

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