新型iPhoneを2週間使い続けて体感したこと 日常のあらゆる作業が高速化する

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Safariやメッセージ、メールアプリなどでは、リンク先やメールを押し込むと、そのコンテンツの中身が見られる(ピーク)。そのままさらに押し込むと、コンテンツを開く(ポップ)

これまで、セルフィーを撮る場合、カメラを起動して、インカメラ・アウトカメラの切り替えボタンを押さなければならなかった。またビデオ撮影の場合、やはりカメラ起動後にビデオモードへの切り替えが必要だった。ホーム画面のクイックアクセスメニューは、直接機能を起動できる。

またSafariでも、「リーディングリストを表示」「ブックマークを表示」「プライベートタブ」「新規タブ」の4つのクイックアクセスメニューが表示される。Safariでは、リンクを押し込むと、押し込んでいる間だけ、リンク先のページが吹き出しのような領域でで表示され(ピーク)、内容を確認できる。不要であれば指を離し、元のページに戻れる。詳しく見たい場合はそのまま押し込めば、ページ遷移をする(ポップ)。

「あとで読む」が簡単に

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3D Touchのピーク時、下から上にスワイプすると、そのリンク先やアイテムに対するクイックアクセスメニューが現れる

ピーク表示時、そのまま指を上にスワイプすると、サブメニューが表示される仕組みだ。例えばリンク先をあとでじっくり読みたい場合、「リーディングリストに追加」をタップし、元のページに戻ることができる。ニュースサイトを閲覧する際に便利な機能といえる。

3D Touchは現在のところ、アップル純正のアプリがサポートしているが、今後開発者のアプリでも利用できるようになる。開発者は、どんなクイックアクセスメニューをホーム画面のアイコンに配置するかなど、ユーザーの使い勝手を最適化することができる。

当面の効能は、アプリ起動時、コンテンツ閲覧時の画面遷移、アプリ切り替えが減ることだ。

前述の通り、アプリの機能を直接開けることに加えて、コンテンツを見る際、ピークを利用することで、コンテンツの中身を確認したり、カレンダーやリンク先など別のアプリの内容を閲覧する際、画面の切り替えが不用になる。

特に、画面遷移のナビゲーションは、アプリ内でもアプリ切り替えでも、左上に用意される。筆者のように右手でiPhoneを握っていると、最も届きにくい場所だ。そこに指を伸ばさなくても良くなる点も含め、より快適な動作が実現できる。

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続いてカメラ機能についてみていく

加えて、iPad向けのiOS 9でサポートしていた、2本指での文字列の移動は、iPhone 6sでは3D Touchで実現していた。文字入力中に、キーボードの上を押し込むことで、トラックパッドのように文字列移動を行うことができるようになる。

次に、スマホの重要機能であるカメラ機能についてみていこう。

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