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政治・経済・投資 #野口悠紀雄「経済最前線の先を見る」

「SearchGPT」は検索業界を劇的に変えそうだ 使ってわかったAIによる検索のすごさと問題点

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データを調べるにしても、求めるデータがどこのサイトにあるのかがわからない場合もある。サイトがわかっても、たくさんの表があって、そのうちどれを見ればよいかがわからない場合も多い。例えば、GDP統計は非常に多数の表がある。こうした場合には、SearchGPTを使うのが便利だろう。

将来、もっと進んでデータのスクレイピングをやってくれるようになれば、非常に便利になる。データを用いる作業の効率性は、著しく向上するだろう。

ところで、以上のような使い分けをすると、「AIによる概要」は、あまり利用価値がないのではないだろうか? SearchGPTのように何度か質問を繰り返して詳しい答えを得ることはできない。かといって、同じサイトを繰り返し使っている場合には不要な情報だ。

実際、ウェブには、「邪魔だから消せる方法はないか?」などの書き込みも見られる。

ハルシネーションの問題は解決していない

以上によって、知的活動が著しく効率化することになる。

ただし、AIによる回答は、「ハルシネーション(幻覚)」と呼ばれる誤りを含んでいる場合があることに、十分注意しなければならない。この問題は、しばらく前に比べればだいぶ改善されたように思えるのだが、根絶できたわけではない。いまでも、かなり頻繁に、まったく誤った答えを出してくる場合がある。参照サイトを示しているにもかかわらず、そこに書いてあることと違うことを回答している場合もある。

したがって、AIの回答をうのみにしていると、場合によっては、非常に大きな問題となるかもしれない。

ChatGPTのサイトには、「ChatGPTの回答は必ずしも正しいとは限りません」と書いてあるのだから、損害賠償を求めることはできないだろう。十分に注意して、うまく使うことが必要だ。

ただし、将来、ウェブサイトのデータ・スクレイピングをやってくれれば、SearchGPTには、大きな将来性が広がる。

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