「SearchGPT」は検索業界を劇的に変えそうだ 使ってわかったAIによる検索のすごさと問題点

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つまり、従来の検索エンジンと「AIによる概要」とSearchGPTを比較した場合、どの方法がより効率的に情報収集できるか、あるいは、これらの手段をどう組み合わせたらよいのかという問題だ。

辞書的な使い方の場合はSearchGPT

新聞で知らない単語や英語の略語などを見て、その意味を調べるという場合がしばしばある。つまり、辞書あるいは百科事典としての利用だ。

こうした時には、SearchGPTは便利だ。得られた回答で不足と思えば、突っ込んで聞くこともできる。

問題は、問いの出し方(プロンプト)だ。「**について説明してください」と指示するのが普通の方法だろうが、こうすると、本当に自分の知りたいことに答えてくれるかどうか、わからない。私は、自分の考え方を文章にしてそれを示し、「誤りがあれば直してほしい」と指示している。

認識の間違いなどをチェックしてくれることもある。ただし、データを正確にチェックしてくれるかどうかは、定かでない。データだけでなく、回答全般について、後述する「ハルシネーション」の問題に注意することが必要だ。

知りたい情報がどこのサイトのどこにあるかがわかっている場合は、従来どおり、Google検索エンジンを用いるのが便利だろう。例えば、天気予報を見る場合だ。あるいは、消費者物価の最近のデータを知りたいといった場合だ。

なお、頻繁に用いるサイトについては、自分自身でリンク集を作るのが便利だろう。私は、経済データのリンク集をnoteに作っている

同様のリンク集をGoogleドキュメントなどに作ることも考えられる。

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