「海外で、日本の食文化が評価されている今、それを牽引するジャパンプレミアムビールでナンバー1の位置をとる最大のチャンスが来ている」。7月6日に開かれた記者会見で力を込めて語ったのは、サッポロビール(以下、サッポロ)の時松浩社長だ。
この日、同社が発表したのは、ビールの世界大手・デンマークのカールスバーグ社との資本業務提携だ。サッポロはカールスバーグと、2026年12月をメドにシンガポールに合弁会社「カールスバーグ・サッポロ・アライアンス」を設立する。
ベトナムやマレーシア、シンガポールなど6市場で、サッポロが海外で展開する「サッポロプレミアムビール(SPB)」の製造・販売で連携する。サッポロにとっては、これまで手薄だった東南アジアで攻勢をかける一手となる。
なぜ世界大手と? サッポロ、背水の戦略
ただ、今回の合弁会社の枠組みを仔細に見ると、サッポロならではの“背水の戦略”が透けてくる。
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