バカリズム「ホットスポット」早くも"怪作の予感" 前作「ブラッシュアップライフ」との共通点も

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第1話のフォーマットは、この先もしばらく続くだろう。会話劇のコントがメインになり、ちょっとした悪事や犯罪を清美が宇宙人(高橋)の能力を活用して解決していく。

そのパターンが積み重ねられていくうちに、それらが大きな流れのなかでひとつの線でつながり、壮大かつシリアスな物語へと転調する。そこで、高橋の存在理由や彼の恐ろしい正体と野望が明らかになるのではないだろうか。

高橋の正体は本当に宇宙人なのか?

そもそも高橋が本当に宇宙人なのかはまだわからない。腕力が強く、嗅覚が優れた猫背の地球人のおじさんなのかもしれない。宇宙人だとしたら、彼のルーツはどこであり、なぜ地球にいるのか。もしかしたら清美は、人類の未来をかけて戦うことになるのかもしれない。

『E.T.』ではなく、『インデペンデンス・デイ』なのだろうか。この先の見どころは盛りだくさんだ。

武井 保之 ライター

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たけい・やすゆき / Takei Yasuyuki

日本およびハリウッドの映画シーン、動画配信サービスの動向など映像メディアとコンテンツのトレンドを主に執筆。エンタテインメントビジネスのほか、映画、テレビドラマ、バラエティ、お笑い、音楽などに関するスタッフ、演者への取材・執筆も行う。韓国ドラマ・映画・K-POPなど韓国コンテンツにも注目している。音楽ビジネス週刊誌、芸能ニュースWEBメディア、米映画専門紙日本版WEBメディア、通信ネットワーク系専門誌などの編集者を経て、フリーランスとして活動中。

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