飲み会誘いの断り「すみません」の詫びがダメな訳 「ちょっと忙しくて」もアウト。ならどうする?
大切なのは、「すみません」「ごめんなさい!」などお詫びを言うのではなく、「誘ってくれてありがとうございます」という感謝の気持ちのみを伝えること。謝られると、誘った側にもバツの悪さや罪悪感を与えてしまうからです。
【例①】
先輩「お疲れさま。来週の金曜日、予定空いてる? 飲みにいかない?」
あなた「すみません、その日は高校時代の同窓会がある日でして。せっかく誘っていただいたのに本当に申し訳ないです……」
【例②】
先輩「お疲れさま。来週の金曜日、予定空いてる? 飲みにいかない?」
あなた「お誘いありがとうございます! その日は高校時代の同窓会がある日でして。残念です~」
断る理由は同じですが、明らかに後者のほうが感じがいいことが伝わると思います。加えて、お断りの理由を伝える際は、いったんスケジュールを確認する姿を見せると、なお効果的です。
お誘いを断るときは、「感謝」+「残念だと思う気持ち」を前面に出しましょう。次も誘ってもらいたいなら「また誘ってください」もプラスすることも忘れずに。もちろん、今後声をかけてほしくない場合には、感謝の言葉だけで終えるようにしましょう。
お酒をすすめられたら、明るく「NO!」を言う
飲み会でお酒をすすめられたけれど、遠慮したい。そもそもアルコールが苦手だったり、今日は控えたいというときもありますね。
ひと昔前とは異なり、「まあまあ1杯だけ」と強引にお酒をすすめる上司や同僚は昨今多くないかとは思います。
しかし私の経験上、このような場合の対処法を相談されることがまだまだあるのも事実。お酒を控えている人や苦手な人は、上手な返し方を知っておくと安心です。
よくある答え方としては、「お酒は弱いので……」「私、飲めないので」などではないでしょうか。
ところが、このようなセリフでは、上記のようにやや強引にすすめられてしまうリスクが残ります。
いくら仕事上のお付き合いとはいえ、無理してお酒を飲むことは危険がともないますので、ここはしっかり断りましょう。
コツは、「飲まない(断言)」+「ウィット」で返すこと。「私はアルコールをいただかないので、どうぞ私のぶんまで召し上がってください!」など、飲まないことをキッパリと伝えたうえで、親切心にすり替えてしまうのです。
「私、ウーロン茶でも酔えるんです」など、軽いジョークを付けてもいいでしょう。
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