飲み会誘いの断り「すみません」の詫びがダメな訳 「ちょっと忙しくて」もアウト。ならどうする?
何かをお断りする際、相手に“困っている感”が伝わってしまうと、誘った側の居心地はあまりよいものではないということを覚えておいてください。
その場の空気が悪くなったり、ときに失礼に値することもあり、お互いにイヤな思いをしてしまうことになります。断るときは明るく返すことが大事。
しっかり「NO」を伝えつつも、「ウィット」をプラスすることで微妙な空気になるリスクが避けられます。
「写真を消して」には気遣いを添える
ご一緒したランチやパーティー、イベントの際に何気なく撮ったグループ写真や、知らないうちに撮影されていたあなたの姿が勝手にSNSに投稿されていたら?
プライベートの写真を承諾なく世間にさらされるのは気持ちのよいものではありません。とくに女性は自分の写りを気にされる方も少なくないでしょう。
また、日時や場所が特定されてしまう投稿内容ですと、思わぬトラブルに発展してしまうかもしれません。
もちろん、断りなしに掲載した相手側に非があるのは確かですが、今後の関係を保つためにも、伝え方には気をつけたいところです。
「なんで勝手に写真載せたんですか!」と、開口一番に相手を責めるのは賢い言動とは言えません。
多くの方が言ってしまいがちなのですが、「なんで」「どうして」から始まる言葉は、相手に“責められている”と受けとられてしまうので禁物です。
そこで、伝え方をひと工夫してみましょう。
「じつはあの日、別のお誘いをお断りして参加したもので、お手数ですが急ぎ写真を削除していただけますか?」
ほかにも「その日は仕事ということになっておりまして」等、まずは写真を掲載されると都合が悪い理由を伝えます。このとき、何らかの予定を断って(調整して)いた、という背景が伝わることがポイントです。
そのうえで、クッション言葉(「お手数ですが」等)+「写真を削除してくださいますか?」と、伺う姿勢も入れながらお伝えしてみましょう。強制するのではなく、自然と相手自身が判断する形となるので、よりソフトな印象になります。
このような言葉選びをすることで、ほかに予定があったにもかかわらず自分との時間を優先してくれたというちょっとした「優越感」を相手に与えることができます。
さらに「誘いを断った方にも気遣える人」という印象にもなるので、あなたの好感度が上がることも期待できます。
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