京大入試にも登場!「ナンプレ」で鍛える思考力 なぜ子供の学習に有効なのか?3つのポイント

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しかしこの問題、ナンプレをはじめとした数字パズルを元から好きで遊んでいた受験生にとっては、余裕で解けるくらい簡単な問題だったのです。

このようなマスに数字を並べる概念は、「ラテン方陣」と呼ばれています。この組み合わせが何通りあるかは、パズル好きなら周知の事実、といっても過言ではないのです。

いかがでしょうか。「ナンプレ」と聞いて、しょせん数学マニアの遊びだ、と思った人もいたかもしれません。しかし、ナンプレに触れることで論理的思考力や情報の取捨選択能力が身につくだけでなく、受験問題にもそのまま役に立つ事例もあるのです。

筆者が上梓した『東大式ナンプレドリル』では、さまざまな種類のナンプレを解説しています。小学生でも楽しめる問題から、大人でも悩むような難問まで幅広く問題を用意し、その問題について丁寧に解き方を説明しています。

実際にナンプレにチャレンジ!

最後に、本書のチャレンジ問題から、本書の2章で取り扱っている「ジョイントナンプレ」を1問出題します。ルールは以下の2つです。

① タテ・ヨコのマスにはそれぞれ1〜9までの数字が1つずつ入る。

② 線でつながっているマスには「となり合う」数字が、つながっていないマスには「となり合わない」数字が入る。

この2つのルールを確認しながら、ぜひ解き進めてみてください。

※外部配信先では画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

ナンプレ 永田耕作
(図:本書より引用)

【答え】

ナンプレ 永田耕作
(図:本書より引用)
永田 耕作 現役東大生・ドラゴン桜チャンネル塾長

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ながた こうさく / Kosaku Nagata

現役東大生。2001年生まれ。 公立高校から学習塾に入らずに東大へ現役合格。中学・高校は野球部に所属し、部活動と勉強を並行し 「練習で自分の苦手を潰して、試合で自分の力を最大限に発揮する準備をする」という努力の「型」を勉強にも活かして受験勉強を乗り切る。現在は株式会社カルペ・ディエムの教育事業部に所属し、全国の学校や自治体で講演会を実施しながら、まとめた知見を記事や書籍など紹介している。https://twitter.com/NagataKosaku08

 

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