CG映画になった!「PUI PUI モルカー」制作の裏話 制作陣に聞く、作品への思いや今後の広がり

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まんきゅう:やはり世界で見てもらえるキャラクターになってほしいなという気持ちはありますよね。ちょっと前に「スーパーマリオブラザーズ」が海外のスタジオの手で映画になって。世界中で大ヒットして社会現象化しましたけど。そのときに日本のIPはこんなにも強いのかと思ったんですね。

自分も映像制作に携わる以上、たくさんの方に見てほしいなという思いがありますし、世界に向けて発信していきたいなという気持ちもあります。「モルカー」はどの国の方が観ても面白いし、世界観の奥深さやキャラクターのかわいさもあり、ものすごく可能性を感じます。今回CGというところで一歩を踏み出したと思うので、その裾野がさらに広がっていくといいなと思っています。

見里:テレビシリーズを公開したときから、「モルカー」は大勢の人に受け入れてもらえる作品だなと感じていたので海外でももっともっと広まってほしいなという思いはあります。

劇場版の続編も決定

――ところで劇場版の続編が決定したそうですが、どのような作品になりそうでしょうか?

見里:今回の「MOLMAX」では、どちらかというと人間に振り回されるモルカー、という感じで描かれていましたが、続編では方針を変えて、モルカーが人間を振り回すような話になったらいいなと思って。それは新しい挑戦のひとつになるんじゃないかと思っています。

壬生 智裕 映画ライター

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みぶ ともひろ / Tomohiro Mibu

福岡県生まれ、東京育ちの映画ライター。映像制作会社で映画、Vシネマ、CMなどの撮影現場に従事したのち、フリーランスの映画ライターに転向。近年は年間400本以上のイベント、インタビュー取材などに駆け回る毎日で、とくに国内映画祭、映画館などがライフワーク。ライターのほかに編集者としても活動しており、映画祭パンフレット、3D撮影現場のヒアリング本、フィルムアーカイブなどの書籍も手がける。

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