みんな苦手な「補助線を引く難問」パッと解く視点 「見ているようで見えていない」場所に注目する
そうすると、実は右の図形の意味も、だんだんと変わってきます。まず、この紫の三角形の頂角に注目しましょう。
これは、90°-60°なので、30°となります。そして、紫の三角形はこの30°を頂角とする二等辺三角形になっているので、底角は「(180°-30°)÷2」であるとわかり、これは75°となります。
ここまでくれば、あとは答えを出すだけです。正方形の1つの角なので90°となり、90°-75°=15°がxの角度となります。
「全体を見る能力」を養う
いかがでしょうか?
このように、歪な形であっても、全体を見ることで補助線を引くポイントを理解することができ、ヒントが見えてくる場合があります。
そういうときに、内側にだけ目を向けるのではなく、その外に何かが隠されているのではないかと見ていく、というのはとても重要なことです。この算数の問題を通して、ぜひその「全体を見る能力」を養ってもらえればと思います。
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