プロント「タコさんウインナー」に"討伐隊"出る訳 総勢10キロ超!1600匹ものタコさんを狩る人も

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まさかプロントで海苔巻きを食べる日が来るとは思いませんでした。

お通しはラスク風のスナック(筆者撮影)
自分で手巻きするスタイルのとろたく(筆者撮影)

少々遅れて、タコさんウインナーが到着。500匹も気になりましたが、討伐しきれるか全く自信が持てなかったので、ここは大人しく10匹で。それでも迫力があります。お通しやとろたくと異なり、シルバーの皿なのが風情を感じて良いですね。

ムーディーな雰囲気のなか、タコさんが襲来(筆者撮影)
上から見た図(筆者撮影)

まずは1匹。遠くからだと目立ちませんが、近くで見るとしっかり「顔」付き。哀愁を誘うシュールな表情です。よく見ると、1匹1匹顔付きも違います。

近くから見ると顔つき。1匹ずつ、個性を感じます(筆者撮影)

茹でや焼きではなく、おそらく素揚げしているのがポイントでしょうか。そのままでもいいですし、後半はマヨネーズやケチャップも使って味変を楽しめます。

普通においしい。おそらくほとんどの人がかつて食べたことのあるタコさんウインナーだからこそ、この「普通」が重要なのだと感じます。

お出かけしたレストランのお子様ランチで、運動会などの弁当で――プレーンで、言ってしまえば何の変哲もないタコさんウインナーだからこそ、十人十色な思い出の片隅にいるタコさんウインナーを思い出し、郷愁を感じられます。まさにレトロなキッサカバの申し子といえるメニューですね。

コロナ禍で「強み」がネックに

あらためてプロントの紹介です。

もともとサントリーとUCCの共同出資によって1988年にオープンしたチェーンで、通常のカフェは昼間に売り上げが集中するところ、夕方以降もバータイムとして営業する「二毛作」で差別化と高収益を狙ったブランドとして展開。オフィスワーカーを中心に愛され続けてきました。

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