実は絶品「富士そばのカレーかつ丼」誕生の背景 ある意味珍メニュー?はこんなふうに生まれた

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富士そば
1966年「そば清」という店名で開業した名代 富士そば。実は根強いファンがいる、「カレーかつ丼」というメニューをご存知でしょうか?(筆者撮影)
外食チェーンに足を運ぶと、「定番ではないけど、ファンの多いメニュー」が少なからずあることに気づきます。店側はどんな思いで開発し、提供しているのでしょうか。
人気外食チェーン店の凄さを「いぶし銀メニュー」から見る連載。今回は「名代 富士そば」の「カレーかつ丼」を取り上げます。

飲食チェーンには「代名詞」「定番」というべきメニュー以外にも、知られざる企業努力・工夫を凝らされたものが数多く存在します。本連載では、そうした各チェーンで定番に隠れがちながら、根強い人気のある“いぶし銀”のようなメニューを紹介していきます。

富士そばは「かつカレー」よりも「カレーかつ丼」推し?

今回のテーマは、都内を中心に首都圏で多く店舗を展開している名代 富士そばのカレーかつ丼です。

「かつカレー」や「かつ丼」を目にしたことはあれど「カレーかつ丼」というのは非常に珍しい響き。実は富士そばでは、かつ丼こそあるものの、かつカレーはほとんど販売していません。その代わり……かはわかりませんが、かつカレーより多い店舗数で販売しているのが、今回扱うカレーかつ丼です。

SNS上では「カレーとかつ丼を食べたいときに最適」「富士そばはカレーかつ丼一択」といったファンの声があがっています。さて、いったいカレーかつ丼とはどんなメニューなのか。実食してみましょう。

【画像8枚】「かつカレーでもかつ丼でもない、まさにカレーかつ丼」…。名代 富士そばの「カレーかつ丼」はこんな感じ
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