「生ドーナツの行列」を嘲笑う人が知らない"真実" むしろ行列は「そこに滞在できる権利」に

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アイムドーナツの外観
行列とわかっていてもわざわざ訪れる人が絶えない店がある。タイパやコスパと言われる時代に、なぜ人々は行列に並ぶのだろうか?(筆者撮影)
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街を歩くと至る場所に行列を見かける。メディアやSNSで話題が広がり爆発的な人気となり、行列とわかっていてもわざわざ訪れる人が絶えない店があるのだ。

近年の事例ならハンバーグ店の「挽肉と米」や生ドーナツ店「I’m donut ?(アイムドーナツ)」、ホリエモンとの協業でも話題となった牛タン定食の「牛たんの檸檬」など……。外食ライターとして活動する筆者も、トレンドを体感するため様々な飲食店の行列に並んできた。

行列の多くは若者が形成している

そこで気づくのは、流行の店に並んでいる多くは10代や20代、いわゆる“Z世代”の若者だ。酷暑だろうが立ちっぱなしだろうが1~2時間、平気で並んで外食や買い物を楽しんでいる。

仕事の側面もあって並んでいる筆者と違い、プライベートで好き好んで行列に並ぶ人たちの多さには驚かされるばかりだ。

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