「元バーテン」異色店主のラーメン店が繁盛の必然 培われた細やかなサービス精神が大繁盛店を生んだ

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及川淳一さん
「Tokyo Style Noodle ほたて日和」の店主・及川淳一さん。元バーテンダーという異色の経歴の持ち主だが、ラーメン店の運営に、当時の経験が役立っているそうだ(筆者撮影)

2022年12月オープンと、まだ新しいながらも連日大人気となっている「Tokyo Style Noodle ほたて日和」。ほたてを使った珍しいつけ麺が名物で、毎日その記帳のために多くの人が行列を作る。「食べログ」は、2024年11月現在で3.92点を誇り、東京のラーメン店でも堂々の9位にランクインしている超人気店だ。

前編では、元バーテンダーという異色の経歴の持ち主である店主の及川淳一さんの、「ほたて日和」オープン前夜までの話を伺った。

後編では、「ほたて日和」オープン後の話をお届けする。バーテンの経験を、どのようにしてラーメン店の運営に生かしたのだろうか。

秋葉原の地で、いざオープン! 

Tokyo Style Noodle ほたて日和
Tokyo Style Noodle ほたて日和(筆者撮影)

2022年12月、満を持して「ほたて日和」をオープンする。

「わんたん屋」の時のお客さんが初日から並んでくれ、行列を見た人たちがそれを見てさらに行列を作り、どんどん行列が伸びていった。結果、行列が途切れたのは開店から数えても2日間だけである。いきなりの大ブレイクだった。

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