ジリ貧のTSUTAYAがここに来て大量展開する商売 脱ビデオ屋?トレカで「空間の価値」を提供し始める

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このように考えていくと、トレカショップは、CCCの新しいビジネスの柱の一つになるかもしれないのだ。いやそれどころか、うまくハマれば、大復活のきっかけにもなるかもしれない。

TSUTAYA Trading Card
トレカビジネスはCCCの新しい柱になるか(筆者撮影)

変化の激しいトレカ業界でCCCは居場所を獲得するか?

もちろん、ここまでお読みいただいてわかるように、まだまだトレカ事業が「場所」のビジネスとして大きく成功するかどうかはわからない。

現状、ほとんどの対戦用スペースは無料だし、「オマケ」程度に捉えている人のほうが圧倒的だ。

ただ、トレカ市場の現状、そしてCCCのビジネス全体を見渡したとき、トレカビジネスというのは、確かに一つの鉱脈になる可能性があると思うのだ。

谷頭 和希 都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家

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たにがしら・かずき / Kazuki Tanigashira

都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家。1997年生まれ。早稲田大学文化構想学部卒業、早稲田大学教育学術院国語教育専攻修士課程修了。「ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 第三期」に参加し宇川直宏賞を受賞。著作に『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』 (集英社新書)、『ブックオフから考える 「なんとなく」から生まれた文化のインフラ』(青弓社)がある。テレビ・動画出演は『ABEMA Prime』『めざまし8』など。

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