上記は夫婦それぞれの外向型・内向型の分布ですが、点数によってトップ2を外向型、ボトム2を内向型と分類し、実際にどういう組み合わせの結婚が多いのかを明らかにしていきます。
必ずしも「似た者同士」が夫婦になるわけではない
組み合わせとしては、大きくは「同類」と「凸凹」タイプに分かれます。同類タイプは、夫婦ともに「外向型同士」「中間同士」「内向型同士」の組み合わせ、凸凹タイプは「夫の方が妻より外向型(夫>妻)」「夫より妻の方が外向型(夫<妻)」という組み合わせの全5パターンです(ただし、「夫>妻」および「夫<妻」のパターンには、一方が中間で、もう一方が内向の場合も、外向性が上回っているという意味で含むこととします)。
結果としては、「夫>妻」が22%、「夫<妻」が29%、「外向型同士」が22%、「中間同士」が8%、「内向型同士」が18%となりました。同類タイプと凸凹タイプもほぼ50%ずつにきれいに分かれます。必ずしも「似た者同士」が夫婦になるというわけでもないようです。
逆に、一番多いタイプか「夫<妻」で、つまり妻の方が夫より外向型であるというパターンですが、これは年代によっても多少変わります。
20〜30代では、「夫>妻」や「外向型同士」が多くなり、逆に40〜50代では「夫<妻」が多く、50代では「内向型同士」が多くなります。
ただし、多少のバラつきはあったとしても、全体的に同類と凸凹がほぼ半々であることに変わりはありません。年代や結婚した時点の時代背景が違っても、なんだかんだ、最終的にマッチングする組み合わせに大差はないものだと思います。
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