中学生でも解ける「素数はほぼ6の倍数±1」の証明 ただし「2と3」は除く。あなたは解けますか?
「数学は社会で役に立たない」という誤解
突然なのですが、僕がとある学校に行ったときのこと、とある数学の先生が生徒に、こんな話をしていました。
「君らは、数学なんて社会の役に立っていないと思っているかもしれない。でも、そんなことはないんだよ。だってその証拠に、この学校のクラスの人数は、6の倍数+4で統一しているんだよ?」
いやいや、「6の倍数+4」にいったいどんな意味があるんだ? と思ったのですが、実はこれ、数学的に非常に考えられた話なのです。今日はこれについてみなさんと一緒に考えたいと思います。
まず、「6の倍数+4」について説明するためには、次の問いを考える必要があります。
「なぜ、2と3を除く素数は、必ず6の倍数±1なのか?」



















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