MacBook Pro"実質値下げ"高まったお買い得感 Apple Intelligence対応で性能を底上げした
しかし、今回のMacBook Pro M4は違う。
M4プロセッサーの高性能化と、Apple Intelligence導入に伴う仕様の底上げによって、非常にお買い得なモデルになっているのだ。
無印M4でもAIに強い性能
Intel CPUを使っていた時代だと、下位モデルは本当に性能が低く、解像度の高い動画の編集や、3Dグラフィックスを扱うような仕事だと、コマ落ちが発生したり、待たされたりすることが多かった。
しかし、Mシリーズチップ世代になってから、性能向上は著しく、たとえ初代のM1でも一般的な人が使うレベルであれば、ストレスを感じたり、待たされたりすることはなくなった。またバッテリーの消費も少なく、発熱も少ない。
これまでベンチマークを取り続けてきたところ、Apple Siliconは1世代で15~20%性能が向上する。間をとって世代ごとに17.5%性能が向上してきたとすれば、3世代で性能は1.62倍になるということになる。これは、計測データとおおよそ合致する性能だ。
つまり、M4世代は、M1世代のおよそ1.6倍の性能を持つということだから、これはかなりの性能向上であることがおわかりいただけると思う。
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