MacBook Pro"実質値下げ"高まったお買い得感 Apple Intelligence対応で性能を底上げした

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さらに、従来の無印M3はMacBook Airと同様、外部ディスプレイを1枚しか接続できなかったが、無印M4はM3 Proと同様に6K解像度までのディスプレイを最大2台接続できる。この拡張性の確保に魅力を感じる人が多いのではないだろうか?

ダブルディスプレイ
5KのStudio Displayを接続してみた。本機はこれより大きな6Kのディスプレイを2台まで接続することができる(筆者撮影)

「クラスダウン」を検討する余地もある

総じて「無印M4」は、さまざまな制限を解除され、従来のM3 Pro搭載MacBook Proに匹敵する拡張性や機能を与えられている。

接続性のために、コネクターの数や接続できるディスプレイの数の面で「M3 Pro」搭載機を買わなければいけなかった人でも、今回は「クラスダウン」して、「無印M4」でも業務に対応できる可能性がある。

もちろん、純粋なCPU/GPUの性能を必要とする人であれば、M4 Pro、M4 Max搭載機が必要だろうけれど、一定数「今回は無印M4でいい」という人はいると思う。

であれば、今回はある意味値下げだし、珍しく「クラスダウン」を推奨できるマシンであるともいえる。

価格差はそれなりにあるので、ぜひ「無印M4」も射程に入れて検討してみていただきたい。

村上 タクタ 編集者・ライター

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むらかみ たくた / Takuta Murakami

iPhone、iPadなどアップル製品を中心に扱うガジェット・テクノロジー系編集者・ライター。カリフォルニアでのWWDCやiPhone発表会には2016年頃から継参加。趣味の雑誌の編集者として、’92年から約30年で約600冊の雑誌を作ってきた。バイク雑誌『ライダースクラブ』に携わり、ラジコン飛行機雑誌『RCエアワールド』、海水魚とサンゴ飼育の雑誌『コーラルフィッシュ』、デジタルガジェットのメディア『flick!』『ThunderVolt』の編集長を務める。HHKBエバンジェリスト、ScanSnapアンバサダー。バイク、クルマ、旅、キャンプ、絵画、庭での野菜作り、日本酒、ワインと家族を愛する2児の父。娘はロンドン、息子は台湾在住。

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