売れない営業が気付いていないダメな「口癖」 クセを直すために効果的なトレーニングとは

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

現状の会話スピードで貴社の営業勝率が高いペースであるのなら、もちろんそれを基準にしてください。CVRが必ず高くなる話し方というのは基本的にはないと考えていますので、必要に応じて取り入れてみてください。

トレーニング方法は、「ロープレを録音し、話す速さを確認する。問題点を意識してロープレを行う」です。または社内のメンバーが話した顧客役の録音音声を用意して、それを1.2倍や0.9倍などに変速して、それに合わせて若干遅めに話すというトレーニング方法もよいでしょう。商談相手の話す速度に合わせて、自分の話す速度を自由自在にコントロールすることを常に意識してください。

声の大きさや明るさを商談相手に合わせて変更する

営業に大切なスキルの2つ目は、「声の大きさや明るさを商談相手に合わせて変更できる」ことです。

詳細に言うと、「商談相手の話す声の大きさより若干大きく、若干明るく話すことができる」こと。絶対的な基準ではなく、商談相手に合わせた相対的な基準となります。例えば葬儀社であれば、逆に相手よりも暗く、物静かに話すほうがよいと思われますので、そのあたりは業界に合わせて考えてください。

重要なのは、話すスピードも、トーンも、組織として十分に意識しているかということです。また状況に応じて声の大きさ、明るさを自由自在に変えられることも大切で、例えばお叱りを受けているときであれば、やはり暗く、小さな声で話すことも必要かと思います。

トレーニング方法は、こちらも「ロープレを録音し、声の大きさ・明るさを確認する。問題点を意識してロープレを行う」ことです。声の大きい・小さいに関しては、録音するマイクの設置場所で多少変化してしまうので、そのあたりも意識して録音しましょう。

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事